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アンパンマンに思う

校長講話がありました。アンパンマンについて2つ話しました。


1 世のため人のためは、自分のためにつながってくる

アンパンマンはちょっと変わった正義のヒーローです。困ったり弱ったりしているものに、自分の顔を食べさせる…ちょっとシュールなヒーローです。(ちなみに、アンパンマンの世界は”人”は存在しないらしい。)

これは作者が戦争を体験していることとも関係しているのですが、人助けには、多かれ少なかれ自己犠牲が必要です。本校生徒会役員も自分の時間を削って、全校生徒のために働いてくれています。

しかし、よくよく考えてみると、人の役に立つことは自己肯定感の向上につながり幸福度が上がります。つまり、「人のため」≒「自分のため」につながってくるなぁ~と考えます。


2 ばいきんまんは行動が間違っている

ばいきんまんは悪意に満ちているかと言うと、そうではなく「ドキンちゃんに好かれたい」なんて単純な思い(目的)で行動し、皆に迷惑をかけています。つまり、ばいきんまんが悪いのではなく、ばいきんまんの行動が間違っているのです。

アンパンマンも「アーンパンチ」と暴力で解決しようとするのではなく、「君の行いは間違っているよ。皆にも迷惑をかけずに、ドキンちゃんも喜ぶにはどんな方法が考えられるだろうか?」と説得するべきなのです。

何より、ばいきんまんはメカ作りの天才です。むしろ、その才能をみんなのために生かすようアドバイスすることで、果てしない戦いの日々は終わりを告げ、アンパンマンらの世界に平和が訪れるはずです。



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