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災害の教訓を伝える3年生


 保小中合同避難訓練を実施しました。昨年度は引き渡し訓練を実施いたしましたが、今年度は、今から28年前の平成7年7月11日に小谷村で起きた豪雨災害について、当時、役場や消防署で勤めていた人の話をもとに、「小谷村で、いつまた起こってもおかしくない豪雨災害に対して、心の備えをしておこう」と願いをもった本校3年生が、語り部となって保育園や小学生の皆さんに被災の状況や避難所での生活や当時の人々の苦労を紙芝居形式で語りました。

 その取組から、私は東日本大震災における「釜石の奇跡」という言葉を思い返します。岩手県釜石市にも巨大津波が町を襲いかかり、多くの人が亡くなりましたが、鵜住居(うのすまい)小学校と釜石東(かまいしひがし)中学校の児童・生徒約570人は、ほぼ全員無事に避難することができたことを「釜石の奇跡」と呼びます。


 鵜住居小学校と釜石東中学校では、私たちと同じように、合同避難訓練があり、「地震が起こったら、津波から逃げるため高台に避難する」「自分の命は自分で守る」の防災教育を徹底した結果、「釜石の奇跡」は生まれたのです。

 実際、地震発生時には小学生は帰宅していたにも関わらず、家族の帰りを待たず、自分の判断で避難所まで走って逃げました。中学生は、小学生の避難を先導したり、保育園児が乗った手押し車を職員に代わって押したり、避難所では安否確認カードを作ったり、掃除を率先して行ったりしました。


 私たちの住む小谷村も豪雨災害にとどまらず、9年前には神城断層地震がありました。また、古くから「地滑り」「鉄砲水」「台風」「雪崩」等に見舞われた災害多発地域です。

 「小谷の奇跡」なんていう災害は決して起こってほしくはないですが、「いざという時、自分の命を守るため、どのように行動するのか?」今日の合同避難訓練を振り返るとともに、仲間や先生方、家族と話し合うことが大事だと話をしました。


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