4月生徒総会において「学校生活をよりよくするための提案は?」の投げかけに「制服リボンを変更したい」の声が寄せられたことを受け,代議委員会がメリットとデメリットを比較しながら「制服リボン選択制」の導入を目指している。
教職員やPTAへ説明し,本日の生徒集会で全校に提案。話し合いをし多数決をとったところ,導入が決定した。
ただ,式典等の学校行事で統一感を大切にするため,詳細については代議員会でさらに検討を重ねることとなった。
校則は教育目的を達成するために社会通念に照らして合理的とみられる範囲内で,学校や地域の実態に応じて適切に定められるものである。
また,校則に基づき指導を行う場合は,一人一人の生徒に応じて適切な指導を行うとともに,生徒の内面的な自覚を促し,校則を自分のものとして捉え,自主的に守るように指導を行っていくことが重要である。
校則の変更ルールが明文化されていないため,生徒から声を挙げようというインセンティブが働きにくかったが,昨年度の靴下の色の変更をきっかけに,自分たちで対話しながら学校を作っていく“学校内民主主義”の経験を積んだことで,将来的な主権者としての資質の育成につながってきている。
