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自分の中で”節”をつくる3学期


 3学期の始業式にあたり、生徒に以下の内容を話しました。

 あけましておめでとうございます。新しい年を迎えて,3学期がスタートしました。

 まずは,令和6年能登半島地震で被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに,1日も早い復興をご祈念申し上げます。

 さて,「1月は行く,2月は逃げる,3月は去る」と言うように,登校日数46日間の3学期は,あっという間に過ぎていくでしょうが,「自分の中で節をつくる学期」にしてほしいと願っています。

 そして,「自分の中で節をつくる」には,「2つの別れ」が大切になります。

 1つ目は,「これまでの自分と別れること」です。「前後裁断」という言葉があります。前と後を切るということです。そこをしっかり切らないと,新しいスタートができないのです。これまでの自分を振り返って,親や先生方,仲間や自分自身に甘えていた自分と別れる決意を固めることで「節」ができるのです。1年生は1年生だった自分と,2年生は2年生だった自分と,そして,3年生は中学生だった自分と決別し,新しいステージに立つ覚悟を決めるのです。

 2つ目は,「今こうして出会っている人としっかり別れること」です。それには,「今こうして出会っている人との絆をしっかり結ぶこと」です。私が大切にしている言葉の一つを紹介します。「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」これは,教育者 森 信三(もりのぶぞう)先生の言葉です。この言葉によれば,私と皆さんとの出会い,皆さんと先生方との出会い,皆さん一人一人の出会いは必然であり,運命であったと言えます。だからこそ,相手を思いやる心も生まれてくるのだろうなぁと思えてきます。

 しかし,どんなに運命的な出会いであっても,必ず別れがやってきます。「別れも必然」なのです。昨年末から,3年生との別れに向けて絆をさらに深く結ぼうと,1・2年生が合同合唱練習を開始しました。嬉しい限りです。「別れを大事にする人は,新たな出会いも大事にできる人」です。「いい別れには,いい出会い」が,必ず待っています。別れを一つの節として,さらに自分自身を成長させていくのです。

 これまでの自分と別れる決意を固め,今こうして出会っている人との別れに向けて絆を深めることを通して,「自分の中で節をつくる学期」にするために,1日1日を大事にしていきましょう。

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