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3/12(水)命の大切さを学ぶ教室

  • pr-jhs
  • 3月17日
  • 読了時間: 3分

 NPO法人犯罪被害者支援センター 大塚清美様をお迎えして、「命の大切さを学ぶ教室」を全校でお聴きしました。

 講師紹介をしていただいた大町警察署の方から、「長野県でも160人に1人くらいの割合で、なんらかの事故や犯罪に巻き込まれている人がいます。大塚さんのお話から、犯罪被害のない優しい社会を作るためにはどうしていけばいいか考えてほしい。」というお言葉がありました。そして、大塚さんのお話が始まります。


 飲酒運転による交通事故でなんに罪もないお子さんの命を突然奪われた母親の悲しみと苦しみ。

 このような苦しみは一生続き、過去のことにはならない。

 元気がない人にどうかかわるか。

 幸せとは何か。そしてその幸せを壊すものは。

 今こうして自分が語ることが使命であり、「息子と友に生きている」と感じられていること。犯罪被害を防ぐこと、加害者にも被害者にもならないことを願い活動されていること。

 一人一人がかけがえのない命を持ち、大事に育まれて今ここにある。自分の命も人の命も大切。

 大塚さんの静かな語りが胸に響きます。

「こころの声」という歌を聴き、ご講演が終わりました。


生徒の感想から

・犯罪に巻き込まれた人が受ける大きな心の傷は想像以上のものだった。もし、これから自分の周りにそのような苦しみを持っている人がいたら、できることをしたいと感じた。

・を知りました。私は事故を起こさないようにしたいです。

・大塚さんは息子を失って現実を受け止められず、涙ぐみながらも私たちに命の大切さを教えてくださいました。お話を聞いて命は1つしかなく、時は戻せないので、1つ1つの時間を大切にしようと思いました。

・世の中にはたくさんの大塚さんのような思いをしている人がいることを知りました。だから、人が困っていたら否定せずに話を聞いてあげられるようにしたいです。

・長野県は事故のニュースをあまり聞かないので治安がいいと思っていましたが、たくさんの方がなくなっていることを知り、事故は起こってはならないと改めて思いました。悲しいことが起こらないように、加害者にも被害者にもならないように、気をつけて生きたいです。

・今は普通に生活しているけど、交通事故で普通の生活が消えてしまうこともあると考えました。

・交通事故や災害は予想できないし、いつ来るかわからないから、普段から命を大切にするべきだと思った。被害者は起きてしまったことを夢だと思いたいし、考えたくないし、傷は消えないから、話を聞いてあげて、少しでも傷を癒せたらいいなと思った。

・自分にとって大切な人がなくなったら悲しく、命は1つしかいからこそ大切にしなければならないと思った。


 大塚様、遠方より小谷までお越しいただきありがとうございました。また大町警察署、長野県警の皆様にもお世話になり実施できました。ありがとうございます。


 
 
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