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10/31(金) ふるさと講演会                            講師 山田優梨菜さん

  • pr-jhs
  • 11月5日
  • 読了時間: 3分

 本校の卒業生で生徒にとっては大先輩の山田優梨菜さんをお迎えして、「道は終わらない」という演題で、ご講演していただきました。

 本校教務主任からの講演へのオファーにご快諾いただき、どのようなアプローチで話をすれば生徒の心に届くか、事前の打ち合わせも丁寧にしていただき、本日の講演を迎えました。

 来校された山田さんはとても朗らかで気さくにお話をしていただける笑顔の素敵な方でした。お昼は久しぶりの給食を3年生と一緒に召し上がっていただき、懐かしくまた今の小谷中学校の雰囲気を感じていただきました。

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 山田さんは、小学校3年生からスキージャンプを始め、数々の大会で輝かしい成績を収め、高校2年生の時にはソチオリンピックにも出場する選手になります。しかし、大学1年生の時、以前の怪我の出術をした際、医療事故によりジャンプが続けられなくなり、選手生命を絶たれてしまいます。

 選手として生き生きと活躍していた自分と、これまでの希望や夢を失ってしまった自分、さまざまな葛藤の中から、現在の自分の生きる道を見つけ出し前進し続けるこれまでの道のりをお話しいただきました。


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お話の中盤でのワーク

①皆さんは困難な状況に直面した場合どう考えますか?

②その困難をどうやって乗り越えますか?(どう考えて、どんな行動をするか)


 まずは個人でじっくり考えて、その後縦割りグループに分かれて意見を交換します。

「問題を整理してみる」「今できることを考える」「リラックスしてみる」「「なぜそうなったかを追究する」などさまざまな考えが語られています。

 山田さんもいろんなグループを周って、生徒たちの言葉に耳を傾け、声をかけてくださっていました。

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 最後には生徒からの質問や感想が語られました。スキーを頑張っている生徒もあり、大舞台に臨む心の持ち方や、練習に向かう気持ちなど、お聞きしたいことがたくさんあったようです。そして、山田さんの姿に憧れを抱いた生徒も多かったと思います。

 「良い日も悪い日も良いことも悪いこともすべてに意味がある」「夢を叶えることが全て人生の意味ではない」ということ、「これからなにか困難なことがあったときに、今日話したことや考えたことなどを思い出してほしい。」という山田さんの願いは生徒の心にしっかり刻まれたと思います。

 本日は素敵な時間をありがとうございました。ぜひまた学校に遊びに来てくださいね。

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 山田さんの挫折からもう一度歩み出した強さから学ぶとともに、小谷というふるさとの中で、幼いころから多くの方に支えられ、離れて暮らす現在でもそのつながりはとても強いものであるということも感じました。小谷中学校の職員として、この子たちをどう育てていくかということも、もう一度見つめなおすよい機会となりました。

 
 
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